太陽電池の種類と分類

3章から16章まで、シリコンを材質とした太陽電池の基本原理を説明してきました。

ただしシリコン系にもさまざまな種類があります。

すでに単結晶などという言葉も使ってきましたが、単結晶以外に多結晶やアモルファス、それに薄膜のシリコンも使われます。

一方でシリコン以外の材質も使われます。

シリコンはSiという元素記号を持つ元素ですが、シリコン以外の材質は、ほぼどれも化合物という形をとります。

化合物の例としては、CIS(またはCIGS)系、III-V族系、II-VI族系、CIS系の中では銅-インジウム-セレンが、III-V族の中ではガリウム-砒素が、II-VI族系の中ではカドミウム-テルルが、それぞれ代表的存在です。

ほかに二酸化チタンという化合物を用いた色素増感型や高分子化合物を用いた有機薄膜型などがあります。

一方、電解液を使う色素増感型は別として、これらの化合物太陽電池は、発電層の厚さが数マイクロメートル以下のものが中心です(ガリウム-砒素などには例外あり)。

したがってこれらと薄膜シリコン型やアモルファスシリコンとをあわせて、薄膜タイプと分類することも可能です。

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